ご無沙汰しております。

西表~石垣から帰ってきた後の初めての週末なので、人気(ひとけ)のない名所の写真でも貼り付けておこうかと思っていたら、昨日とんでもない事件があったので、それとの関係で相場解説に予定変更。

例によって解説といってもたいした解説ができるわけではないので期待しないでください。

まず、昨日の日経225先物の5分足のチャートです。

708


左半分は前日(といっても営業日は同じ8日金曜日)の夜場です。

真ん中より少し右、8時45分に相場がスタートして30分の間、株価が激しく上下に動いています。

相場開始直後は大概荒れるものですが、昨日はいつもよりも上下に振れてたようです。

実はこの日はETFの配当を捻出するために株を現金化しなければならない日で、8000億円の売り物があるので下がると噂されていた日でした。

一方、それがなければ選挙直前の最終の取引日なので、株価が上がる日です。
上がると決まっているわけではないですが、裏で誰かが操作しているのか、操作しなくなってもこれまで上がってたからという相場参加者の思惑が重なって上がるのかは分かりませんが、いずれにしても上がる傾向があるのは確かです。

ETFの配当と選挙、この二つの力が争いあって振動が大きくなったわけですね。

でも、その後は上昇の力が勝ってあれよあれよという間に11時にかけて上がっていきます。

11時ころ動かなくなったのでしばらく居眠りしてたら、約定メールの通知音が鳴ったので、チャートを見てみたらなんじゃこりゃあああ!です。

理由はご存じの通りですので省略します。

ただ、下落の幅とその後のリバウンドの早さは選挙相場の影響もあるのでしょうか。
もともと上昇基調だったのに加え、弔い選挙の模様を呈して与党に有利に作用すると考えたとしたら、相場というのはつくづく冷酷ですね。

いやいや、事件の背後を考えたら安倍さんがいなくなった自民党に入れるんかい!?っていうツッコミを入れたくなるけど、それは意味がないか、なんか悪い陰謀論に憑りつかれたんかって一蹴されて、一般には自民に同情票が集まると考えるのが自然なんでしょうね。



さて、月曜はどうなるかですが、最初に結論を書いておくと、「分かりません」です。

が、金曜のチャート、5分足だけを出していますが、日中足で見ると上がってきたところでの上髭ないし同事線です。
ここを境に下落に転ずるのが通例ですが、選挙結果次第でどうなるかやっぱり分かりません。